セス・クラーマン氏:インデックス投資の落とし穴
セス・クラーマン氏は、最も尊敬されているバリュー投資家のひとりです。
あまり表に出ることを好まないため、TV番組の出演などは少ないですが、ウォーレン・バフェット氏にも、インデックスを上回るパフォーマンスをあげられる投資家として名前をあげられるなど、尊敬を集めています。
今回は、そんなクラーマン氏がバリュー投資家のバイブルであるベンジャミン・グレアム著『賢明なる投資家』の最新改訂版の編集に関わった関係で、その宣伝でいくつかのインタビューに出演していたため、その内容をお届けします。
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インデックス投資は平均リターンに負けない
著名なバリュー投資家であるウォーレン・バフェットは、
ドラッケンミラー氏:今はリスクを取るタイミングではない
ポンド売りでイギリス銀行に勝利した男として知られるジョージ・ソロス氏のファンドで、投資アイデアを練って実務を担当していたのが、スタンレー・ドラッケンミラー氏です。
そんなスタンレー・ドラッケンミラー氏は、現在は自身の個人資産を運用しているだけで、資産運用業の第一線を退いているため、メディア露出は多くありません。しかし今回、NBIMのカンファレンスに出演しており、最新の見通しを知ることができました。そこで、今回はその内容をお届けしたいと思います。
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チャンスボールがなければバットを振るべきではない
まず、現在の状況は過去に見たことがなく、先行きの予想が難しいことを打ち明けています。
ハワード・マークス氏:割高・割安はその程度問題が重要
今回は、普段の経済指標や金利のウォッチとは少し趣きを変えて、TALKS AT GSにパネル出演した際の内容から、ハワード・マークス氏の投資に関する教えを学んでいきたいと思います。
マークス氏自身はバリュー投資家であることから、マーケットの先行きを読んで投資をするということはしていませんが、長年に渡ってマーケットを見てきた経験から、割高・割安には程度問題があり、その程度が重要であるという教えを述べました。
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割安・割高の程度が極端であるほど、その修正は起こりやすい
マークス氏の述べたポイントは、割高・割安の程度が少しであれば、