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株式ポジションは小さめに、休むも相場

先日、いくらか株式のショートポジションを立てて、ロングポジションをヘッジしていることを書きました。

現在、株式ポジションはネットで6%程度にまで下がっています。今後とも金利や株価の行方は先行きが不透明であるため、引き続き、米国株のポジションについては大きくいじることはないと思います。

今後の金利や株価の行方は不明


何度も書いているように、年初から下がってきた金利は、インフレ率の下げ渋りと連動して、下げ渋りをみせています。

米国10年国債金利(2023年2月20日時点)/ Investing.com

今後の金利が上か下かが分かれば、それほど手っ取り早いことはありませんが、当然ながら先行きは不透明です。また、上か下かを当てれば大きなチャンスがあるかというと、金利が3.8%という中途半端な水準ですから、債券のロングには少し投資妙味があるものの、株式や債券のロングやショートから大きな利益を得られる機会があるというわけではありません。

結論


先行きが見えているか、あるいは市場参加者がどちらかの方向に大きく偏っているのであれば、取引によって利益を得られるチャンスは比較的大きいです。しかし、そのいずれでもないため、現在は無理にトレードを狙う必要もないと思います。

相場には稼ぎやすいタイミングと稼ぎにくいタイミングがあり、稼ぎにくいタイミングで無理に動いても、投資対効果は良くないでしょう。「休むも相場」という言葉がありますが、今は全体的にポジションを小さめにしておくのが良いと考えています。

少し短めですが、あまりテーマや動きもない相場なので、引き続き、様子を見守りたいと思います。


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